今回は7月25日に発売された『REYNATIS/レナティス』のクリアレビューとなります。『REYNATIS/レナティス』は、意欲的な作品を多く手がけるゲームパブリッシャー・フリューによる完全新作タイトルです。シナリオに『FINAL FANTASY VII』の野島一成さん、音楽に『FINAL FANTASY』や『キングダムハーツ』で劇伴を担当した下村陽子さんを起用するなど、フリューにとっても大きな挑戦となる本作。
では、この挑戦は成功したのでしょうか。レビューで詳しく見ていきますが、率直に言えば「発展途上」としか言いようのない課題も多く、厳しい評価をせざるを得ないと感じています。それでは詳しいレビューに入っていきましょう。
【目次】
00:00 序文
00:42 『REYNATIS/レナティス』とは
02:54 「渋谷」を舞台とする物語
・野島一成さんによる“抑圧と解放”の物語
・グラフィック・演出の不足による没入感の低下
07:53 アイディアは光るが洗練されていない戦闘システム
・戦闘システムの基本について
・洗練さに欠けるコンバットデザイン
11:10 もう1人の主人公になりきれない「渋谷」
12:55 難易度やボリュームについて
13:54 結語
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